Tomi&kunのDIYとガーデニング

ラッセルホブス(Russell Hobbs)の電気カフェケトル

ラッセルホブス(Russell Hobbs)の電気カフェケトル(電気ケトル)を購入。
より使いやすくするために,蓋の部分をティファール風に改良。

2015.8.16作成




以前使用していたタイガーの電気ケトルが電気系の接触不良で故障。
分解して手直ししたものの根本的な構造の欠陥で再修理は断念。

ティファール全盛の時に,内面(接液部)がスレンレス製,かつ日本大手メーカ製と言うことで,
タイガー製を購入したものの,モデル初期のためか製品の完成度はイマイチだった。

そこで,電気ケトルを色々リサーチした結果,
ラッセルホブス(Russell Hobbs)の電気ケトルが良さそうなため楽天にてゲット


【リサーチしたメーカ】

タイガー:前回購入し,3年ほどで故障したため除外。
また,初期の頃から大きな製品革新や拡充は無く,開発進んでいない。
蓋が大きく,注水の度に着脱する必要があり使い勝手が悪い

蓋が大きく内部が洗い易いと思ったが,そもそもそんなに内部を洗う必要なかった。
倒れてもお湯がこぼれない(こぼれにくい)構造としているが,
その影響で,蓋の締りが固く,蓋の締める時に節度感がなく,
締まった感じがイマイチわかりにくい。

象印:製品ラインナップに特出したものが無し。
(タイガーと似たり寄ったり)

ティファール:実家で使用しているが内面プラスチックのため除外
(若干の匂う可能性あり)
蓋のの注ぎ口が上を向いているため,中にホコリが入る。
シンプルで故障は少なそう。(4年以上故障は無し)

その他のメーカ:
ほとんどが中国製の安かろう悪かろうのため選考外



【ラッセルホブス(Russell Hobbs)の選択ポイント(良いところ)】

・貯湯部分,蓋はオールステンレス製で匂いの心配無し。
ステンレスの磨き仕上げがシッカリしているので,ピカピカ。
油等で汚れても,軽く拭けば輝きが復活。
工業用サニタリー製品に通じる清潔感がある。


・注ぎ口が細く,他の日本メーカ製やティファールと比べ,格段に注ぎやすい。
特に,お茶やコーヒを入れる時など,量を調節しながら狙ったところに注ぐのは
注ぎ口の先端の形状は重要。(日本製は,お湯の先端がまとまらず全くダメ)
注ぎ口先端は細く,を向いているため,
上向きで開口が大きいティファールと違い,ホコリが入ることが無い。


・構造がシンプル
日本製にあるような,安全対策を重視するあまり,
使い勝手が犠牲になったり,構造が複雑になり故障の元になる部分が少ない。


・スイッチの位置
沸騰スイッチはボットではなく下の台座に付いていて操作はし易い。
本体にスイッチ(電気接点等)がないため洗ったり,給水の時濡れても故障の心配無し。
タイガー製は把手に付いていて,電源オンランプが点灯して,
ランプ点灯で電源オンが確認できたが,別に無くても大丈夫。
スイッチを入れれば,直ぐに沸かしが始まり,ザー〜と音が聞こえて
電源が入っていることが分かるから。


・大きさが丁度良い
0.8Lで片手で十分持てる。
把手と本体の重量バランスが良いため,ポットを傾けて注ぐ時に重さを感じない。
ターガー製は注ぐ時に手首・腕に力いる。
ラッセルホブスは注ぎ口の位置も含め,全てのバランスが適切なのかも。


・ラッセルホブスは1960年から自動電気ケトルを発売し,
自動OFF電気ケトルの先駆けであり老舗。
1960年代のイギリスの産業(工業製品)は,
その時代の日本製とは比べ物にならないくらい高品質。
カフェケトルはその復刻版であること。
復刻といっても,電気周りは最新テクノロジーのはず。

・イギリスプロデュースであること(但し,生産は中国)



【ラッセルホブス(Russell Hobbs)を使ってみて】

購入したのは,一番小さい0.8L(7408JP)タイプ。
他に,1L,1.2Lタイプもあり。


家族3人(お茶3〜4杯)分ならこれで十分。
大き過ぎないため片手で楽々持てる。

湯沸かし時間は,日本製(タイガー)と大差無し。
お茶やコーヒーを入れる支度をしている間(1〜3分)には湧き上がるので
沸かし時間についてのストレスは無し。

注ぎ口の先端の形状は,これがベスト,そそぎ心地は大満足。
タイガー製はお湯の先端がバラバラになり,最悪。
(ティファールは少しはマシ,最新のタイガー製は形状を若干改良した模様)

全ステンレス製のため,外面は汚れても磨けば新品のような鏡面が復活する。
内面も全てステンレス製のため,
ティファールや安価なポットにあるプラスチック起因の独特な匂いは無し。



【ラッセルホブスの改善点】

以前のタイガー製に比べると,欠点らしきものは無く,
全ての面で使い勝手も良く,満足度は高い。

蓋は小さく,タイガー製のように使い勝手が悪いわけではないものの,
ティファール製の蓋のように,蝶番式になっていないため,
給水の時に蓋を持ったまま,あるいはどこかに置いてから蛇口を回す必要がある。

左手で本体を持ち,右手で蓋を持つと両手が塞がり,給水の時に蛇口が回しづらい。
やはり蓋は,ティファールのように蝶番で開き,片手が自由になったほうが便利。

そこで,蓋をティファールのように蝶番式に改造。


蝶番は色々と探したところ,
工業用部品でサイズが丁度良くプラスチックの質感が同様な以下を使用。

プラスチック製蝶番(FATH製 樹脂蝶番095022F00


蓋側は蓋に最初から開いている蒸気抜きの穴を流用して4mmの皿ビスとナットで固定。
穴は若干リーマで広げる加工を実施。

把手側はプラスチック部分に下穴を開けて,タッピングスクリューで固定。

蓋と本体の嵌め合わせ部には爪状(U字状,写真,蓋の前部分)に切り欠いた部分があり,
()この爪の出っ張り具合を調節して蓋を閉めた時の固さを変えることができる。

蓋を開閉して丁度良い固さになるように若干奥に押し込み調整して完成。
最初は転倒しても蓋が外れないよう,多少蓋の嵌合が固くなっている。

蓋を開いたところ

これで,蓋を持ったり,いちいち外してどこかに置くことは不要。
左手でポットを持ち,蓋を開けて右手で蛇口をひねって給水,
蛇口を締めて,右手で蓋を締める,そのままポットを給電器の上に乗せる。
スイッチをONで沸騰開始。

これで,ティファールと同様の使い易さが実現。
スムースな給水,迅速な沸かし,綺麗な放物線を描いての給湯。
ステンレス製の美しい形状。
自然な使い心地と高い品質に満足の日々。

2014年10月購入から2015年8月現在で故障は無し。



ラッセルホブスカフェケトル
ラッセルホブスカフェケトル 
 


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